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第三回 Happinessセミナー「管理職・マネージャーが抑えるべき3つのこと」後編

第三回 Happinessセミナー「管理職・マネージャーが抑えるべき3つのこと」後編 写真

2021年6月16日に弊社主催のHappinessセミナーと題したウェビナーを開催しました。本セミナーは、組織開発に取り組む人事・マネージャー・経営者様を対象とした学びの場として毎月1回開催し、多角的な面から組織開発のポイントをお伝えしていくことを目的としています。

また、聞くだけではなく、同じ課題を抱えた参加者同士のグループトークを交えた意見交換を行うことで、短時間で学びを定着させると同時に、『他社はこんな取り組みをしているのか』『自社の施策は成功しているのだな』などの気づきが得られる、組織の枠を超えた横のつながりが生まれるように設計しています。

 

本レポートはその後編にあたる、管理職・マネージャーが抑えるべき3つのことを弊社代表・羽山がレクチャーしたパートをお送りします。

前編はこちらから:第三回 Happinessセミナーレポ・「管理職・マネージャーが抑えるべき3つのこと」前編 | 株式会社Pallet

 

 

管理職・マネージャーが抑えておくべき3つのこと 

中小企業の組織開発において、管理職・マネージャーが抑えておくべきポイントを紹介します。ポイントは下記の3点です。

 

①全体像を見せる

ミッション・ビジョン・バリューや経営理念しかり、自分たちがここに向かっていくという達成したい姿を見せるということが大切。

②解像度を上げる

 その上で解像度を上げる。古窯さんを例に出すと「いま、この瞬間に、最高の山形を」という理念があり、「あなたにとって最高の山形とはなにか?」という問いをたて続けるということが必要。

 ③期待を伝え続ける

②の解像度を上げたうえで、更に「あなたには、こんな事を期待しているよ」という事を伝え続ける事が非常に大切である。

 

 

組織開発とは?

まず組織開発の定義を明確にします。組織開発とは、組織は完成されたものではなく、人の出入りによって常に新しい組織になるため、その時のメンバーと共に開発し続ける対象であると定義します。組織開発を行う上で、下図のようなプロセスを使うとうまくいくということが明らかになっています。その際に行う順番が大事だと羽山は言います。

 

 

 

羽山:まずは何が課題かを可視化する。どこに向かいたいのかを言語化し、顕在化させることが大切です。次にそこに向かっていくために、「自分たちは何をすればいいのか」という真剣な対話をする。その真剣な対話から「我々はこうしていこう」という合意形成していくというサイクルを回していく。 その上で、心理学・行動科学等を用いて、課題や顕在化されていない想いを発見しやすい問いや、前向きに行動しやすくなる声掛けなど、学問的な知識も用いながら組織をどんどん開発していくことが大切です。 

 

組織と個人のWiLLの共有ゾーン

 

羽山:組織開発の中で我々が大切にしているのが、組織と個人が目指す未来が重なる共有ゾーンです。その重なりが大きいほど、強いチームになります。組織が描くミッション・ビジョンや経営理念を、我々は『WiLL』と呼びます。まず組織がどこに向かいたいのか、何を達成したいのかという組織のWiLLがあります。一方でそこに所属しているチームメンバーの「個人が達成したい未来・大切にしているWiLL」というのも当然あって、そこの重なりが大きいほど、個人が描く未来に向かって行動し続けることが、同時に組織が達成したい未来に向かっていくことになる。すると自然に行動が加速され、お互いのWiLLが達成できるのならばもっと頑張ろう、となります。

 

マネージャーとして抑えておくべきポイントは、『組織と個人が目指す未来の重なりを発見する』という関りを意識することです。先ほど大井さんが参加者様の質問に答えて頂いた際に、様々な問いを立てたとおっしゃっていましたが、前段階で経営理念の解像度を上げ、向かいたい姿を示した上で、『あなたにとっての【今、この瞬間に、最高の山形を】ってなんだっけ?』と問いかけることによって、自分と組織のWiLLの重なりが発見できる。その重なりが大きいほど、『ここで働けて幸せだなぁ』という風になっていくんですね。 

 

明日からすぐに実行出来るアクション

では、上記ポイントを踏まえ、明日から出来るアクションを3つ紹介します。

 

①メンバーのWiLLに興味を持つ 

 『この人が実現したい未来ってどんなことなんだろう?』とか、『この人が大切にしている価値観ってどんなことなんだろう?』と興味関心を持ってみましょう。 

メンバーのWiLLを聴いてみる 

 いきなりで驚かれるかも知れませんが、聴いてみましょう! 聴き方は『Aさんにとって何が大事で、どうなりたいんですか?』と恥ずかしいかもしれないけど聞いてみてください。すると問いを立てられた人は、『自分にとって大切なこととは何だろう?』と考え始めます。考えるからこそ、発見が生まれます。最初はうまく答えてもらえないことも沢山あります。でも、そこにめげずに聞き続けることで、考え続けるからこそあるとき発見されるということが起こります。 

③組織のWiLLを伝え、その人への期待役割を伝える

組織にとって大事なことや、目指すべき方向を伝え、その上で『あなたのWiLLを大事にしながら、こういう事をあなたに期待しています』ということを伝える。双方の共有ゾーンを伝えた上で、個人に期待している事柄を伝えると、自分の想いも大事にされた上で、期待をされているんだと認識すると行動が起こしやすくなります。

 

まずは①からでいいので、やってみてください。 

 

 

参加者様からのご感想 

 

・職業柄、様々な経営者様にお会いしますが、皆様同じように向かいたい会社の方向性があってもチームメンバーに想いが伝わりにくいという悩みをお持ちでいらっしゃいます。今日お話を聞いて、経営理念の解像度を上げ、顕在化していくことが改めて大切だと思いました。 我々の組織の中でも、常に考えて開発し続けていく必要があると同時に思いましたので、本日は貴重な時間をありがとうございました。 

 

・同期や職場の人たちに改めてWiLLを聴いてみたいと思いました。組織と個人のWiLLの共有ゾーンがたまに分からなくなることがあるので、今度勇気を振り絞って経営者の方に『どんな会社になりたいか』を聴いてみたいと思います。 

 

次回予告

いかがだったでしょうか?組織開発は長い時間を有するプロジェクトですが、行き詰まっている場合は『相手のWiLLに興味を持つ』というベイビーステップから始めて下さいね。

 

次回の第四回Happinessセミナーは「心理的安全性を生むコミュニケーションを手に入れる」と題して、ワークショップデザイナーとして100回以上組織開発向けワークショップを開催し、心理的安全性の高い組織作りに従事してこられた、特定非営利活動法人WAKUTOKI理事長の相内洋輔氏をお迎えし、心理的安全性が「なれ合い」ではなく、健全なコミュニケーションを生み出す機能であることをワークショップ形式でお伝えします。

 

社内コミュニケーションが大事だと言われても、どんなコミュニケーションを取れば組織が活性化するのか分からない…、または現在組織開発に取り組んでおれらて、具体的な打開策が欲しい方は、ぜひ奮ってご参加ください!

 

■開催日時:7月28日(水)16:30-18:00
■場所:online(Zoom)
※URLは、お申込みいただいた皆様に追ってお送りいたします
■参加費:無料

■お申込み・詳細はこちらから→https://peatix.com/event/1960509/view

 

 

最後になりましたが、お忙しい中ご登壇くださいました大井さん、ご参加者様の皆様。今回もご一緒に学びの場を作って頂き、本当に有難うございました!

 

旅館古窯公式HP:https://www.koyoga.com/

古窯グループ公式HP:https://www.koyo-gr.com/

 

(株)古窯ホールディングス様が導入して頂いた、弊社の伴走支援型・組織開発プログラムWiLL Partnerの詳細はこちら:https://pallet.work/organization-development/