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創立3周年イベントHappiness Party開催レポート

創立3周年イベントHappiness Party開催レポート 写真

2021年3月8日をもって、株式会社Palletは創立3周年の佳節を迎えました。これもひとえに日頃から関わって下さるパートナー企業様や、その企業様をコーチとして伴走支援してくださる全国のWiLLトレーナーの皆様の存在あってこそ。そんな日頃の感謝の意を表して、去る3月20日(祝・土)にパートナー企業の皆様やWiLLトレーナーの皆様・総勢約40名をお招きし、Happines Partyと題したオンラインの周年祭イベントを開催しました。

 

 

イベントは午前・午後の二部構成に分けて開催

午前の部では、実績紹介の場として弊社の組織開発伴走支援プログラムWiLLPartner(以下:WP)を導入くださった企業の方3名お迎えし、実際にWPを使用してみて組織がどう変わったのか?をインタビュー形式で率直にお答えいただきました。お昼休憩をはさんで、午後の部では、WP事業においてコーチとして伴走支援をしてくださっている、弊社パートナーコーチである、通称WiLLトレーナー(以下:WT)のみなさまを中心にお越しいただき、第一部よりもラフにお酒を片手に、WiLLトレーナーの活動報告と、全員参加交流のトークセッションで対話を楽しんでいただきました。

 

 

午前の部:実際にWiLL Partnerを導入した実績紹介

実績紹介例としてまずお一人目に、東北特殊鋼株式会社代表取締役の成瀬真司社長にご登壇いただきました。同社は1937年の創業以来、日本の金属研究における権威である東北大学並びに付属研究所との産学共同活動を技術・商品開発の基礎とし、仙台の地で高級特殊鋼の専門メーカーとして発展されてきた、東北を代表する歴史と伝統を兼ね備えた企業です。ものづくりの現場にWPを導入しようと思われたきっかけは、自社内で時代に応じた新製品開発の必要性を理解しているものの、議論を重ねてもアクションにつなげる方法が分からなかったことがきっかけだったそうです。そこで成瀬社長は人事部を新設。次に階層教育の必要性を強く感じ、弊社のWPプログラムを約1年間導入頂いたという経緯でした。

成瀬社長のインタビュアーは弊社代表の羽山が担当いたしました。以下、インタビュー内容の一部を対話形式でお届けします。

 

ーー羽山:組織開発において、1個ここがポイントだなと思われるところはどこですか?

 

成瀬社長「一つ何か新しいことを始めても、(気付くと)また元に戻るから常に新しいことをすることが大切なんです。仕掛けの数は多ければ多いほどいいですからね。そんな中でひとつポイントを挙げるとしたら、私が思っていることをしっかり理解してくれるメンバーを一人でも多く増やしたことですね。変革を起こす時は一人じゃできませんから。

 

ーー誰を巻き込んでいくかはとても重要ですよね。そして思いを共有し、一緒に働いてくれる人事チームを設立したのは本当にすごい。他には、これから新たに取り組まれようと思っていらっしゃることはありますか?

 

成瀬社長「部長クラスが30年間、経営教育を受けたことがなかったので経営塾を開こうと思っているんです。その上で外部の企業と積極的に関わって行こうと思ってますね。」

 

ーー改めて1年間WPプログラムを導入し、組織開発に着手されてみて、思ったことなどがあれば教えてください。

 

成瀬社長「経営合宿をした時に感じたのが、みんな会社を良くしたいと思っている、ということですね。あとは外部の方から褒められることが多くなってわかったのですが、会社も人と一緒で、褒められると伸びるんです。もうこれは純粋に嬉しかったです。改めて組織開発に着手してみて思ったことは、人はコストではなく価値なんだということですね。人をコストだと思ってしまうのは、ものづくりの会社ならでは。新しい価値を見出していけば、人はコストではなくなるということです。」

 

約30分という限られた時間の中で他にも守秘義務の都合上掲載できないほど、ディープな組織開発のリアルをシェアして頂き、まさにクローズドのイベントならではの醍醐味を味わう事ができました。ご参加者さまからは

 

「成瀬社長のお話で、『人材はコストではなく価値』という言葉が印象的でした。当社も全社人材教育体系図の抜本的な見直しに入っているので大変参考になりました。」

「成瀬社長の教育体制、カルチャーを変えていくことのリアルな課題、要点、アクションは良い学びになりました」

など、たくさんの熱いご感想を頂きました。

 

1on1を経験して起こった変化について

次の実績紹介は、WPプログラムを導入くださった企業の従業員として、実際にWiLLトレーナーを付けて約半年間コーチングを受けた従業員の方(Palletではパフォーマーと呼びます。以下パフォーマー)2名の方にお越しいただき、1on1を経験して起こった変化についてインタビュー形式でお話しいただきました。

まず最初のパフォーマー実績紹介は、株式会社東海理化・大口組立生産部にて部下300人を率いる荒川洋行部長をお招きし、同氏を伴走支援させていただきました弊社でワークショップデザイナーも務める相内洋輔がお話をうかがわせていただきました。

 

ーー相内:今回(株)東海理化さまのWTは希望制でしたよね。なぜコーチングを受けようと思ったのですか?

 

荒川氏「僕の思っている人材育成が、人材育成される側に野心がなければ出来ないと思っていました。けれどそれはコーチングの考えと真逆だったので、面白いと思い『俺のスタイルを変えられるものなら変えてみろ!』と思って受けました」

 

ーー(笑)では実際5回のセッションを受けてみて、どんな変化がありましたか?

 

荒川氏「コーチングを受ける前は、パワハラキャラで周囲から恐れられていたので、部下から「失敗したら怒られる!」と思われていました。けれど、コーチングを受けその考えを学ぶ中で、失敗は失敗で良く、ポジティブなフィードバックをすることで、恐れずチャレンジしてくれるようになり、なかなかいいもんだなと思っています。」

 

ーー初回から雰囲気が変わり、柔らかくなった気がします。以前は「上司は背中で示す!」という感じでしたね。

 

荒川氏「部下からの信頼はコミュニケーションではなく、背中で信頼を勝ち取るものだとずっと思っていましたから。でも対話が大事だと教わり、まず部下に話を聞きに行きました。最初は班長が28人いるので、彼らに1on1をやってみました。そのうち飽きてきたので全員でやってみたんです。そしたら一人一人課題が違うことが分かったので、そういうやり取りの中でみんなの本音が出てくるようになりました。」

 

ーー荒川さんのすごいところがそこですよね。毎回セッションで決めた行動目標以上のことをやってのける、あれは何ですか?

 

荒川氏「正直言うと、ここまでやるぞ!という事は覚えていなくて、「こんなことやるんだっけ?」と漠然と覚えていて、そちらに向かい続けたことがポジティブに働いたのかも。でもやるなら一生懸命やった方がいい!とはいつも思っています」

 

ーーコーチングセッションについての印象は変わりましたか?

 

荒川氏「最初は疑っていて、駆け引きをしちゃっていましたが、初回のセッションで私が無意識でボールペンをカチカチさせながら話していることを相内さんに指摘され、『今なにも考えずにしゃべってますね』と見抜かれた時に「こいつやるな」と(笑)それからは(考えや想いを)引き出すのが上手なのもあり、信頼して連れと酒を飲む感じでなんでも話せるようになりました

 

ーー最後に全体の感想と、今後の指針などあれば教えてください。

 

荒川氏「弊社は教育プログラムは多いのですが、聞くだけ形式のものが多いんです。けれど今回のWPプログラムは聞くだけではなく、実践が多いので自分がなにをやればいいか分かる。持ち帰ってやれることが多いのはすごく良いところだと思いました。今後はこの知識を活かし、残り十数年のサラリーマン人生をさらに頑張って行きたいと思います」

すべての質問に忌憚なく率直に答えて下さる荒川氏の対談に、ご参加者さまからは終始笑いと驚きの表情が絶えず、場を大いに盛り上げてくださいました。

 

 

続いてのパフォーマー実績紹介は、株式会社パートナーズの金森響子さんにお越しいただき、弊社コーディネーター兼WTの高田麻由がインタビューさせていただきました。

 

ーー高田:金森さん、今日はありがとうございます。まずは簡単に会社の説明をお願いします。

 

金森氏「弊社は宮城県気仙沼市で太陽子パネルの販売・施工事業をしている会社になります。従業員は総勢15,6名で、私がいつも仕事をしている事務所には常時4,5人のメンバーがおり、一緒に業務フローの整理などに取り組んでいます。」

 

ーー今回パートナーズさんはその中でも5名の方がWTを受けて下さったんですよね。金森さん自身は実際にやってみてどんな変化がありました?また、会社としての変化もあったら教えてください。

 

金森氏「受けてみて、ポジティブに行動できるようになりました。今までは何をやるにしても不安になってやることが多かったのですが、WTが愚痴も聞いてくれたり、勇気付けしてくれたりするのがとても嬉しかったです。会社としても、ちょっとずつ整わせようという雰囲気が強くなりました。これから入ってくる新入社員に『わたしたちの時には無かったことをしてあげたいね』って後輩と話すことが増えましたし、他のみんなもWTを受けてくれているから話しやすいです。『会社を良くしたい』という共通認識と、共通言語があると話しやすくなりました。」

 

ーー具体的にここが変わったということがあったら教えてください。

 

金森氏「間に人を入れて話すことでの変化がありました。私と社長が話し合うとふわっとして終わるけれど峻さん(WPプログラムでパートナーズ様のPMを担当した弊社の小林峻のこと)が入ると推進力と具体性ができるのが有難かったです。第三者が入ることで、目的が明確になりました。会社を辞めようと思ったこともありましたが、辞めなくてよかったです。変化がみれそうなので楽しみです。」

 

ーー今後はどうしていきたいですか?

 

金森氏「後輩を巻き込みながら、会社を良くしていきたいと思っています。下の子たちと会話をしていき、お互いに距離を近くしてフォローしていきたいです。」

 

ーー全体の感想と今後の指針があれば教えてください。

 

金森氏「会社に不満がある人は、愚痴を言うのではなくちゃんと伝えた方がいいということを学びました。不満があるということは望みがあるということ。不満や愚痴をそのままにせず、次につなげることが大事だなと思いました。そういった中で社員一人一人が幸せになっていく組織作りが広がればいいなぁと思っています。でも、そんなに大きなことは出来ないから、間の前の小さなことを一つずつやっていきたいと思っています。」

 

お二人の年齢も性別も、勤める会社の所在地も規模もなにもかもが違うパフォーマーのリアルな声に、ご参加者様からは「現場社員の素直な言葉が、本当に響きます」など、さまざまなご感想をいただきました。ここで午前の部は終了です。

 

 

南三陸の海・山・里の幸の詰め合わせHappiness Packの登場!

今回の周年祭では、ご参加の皆さまにオンラインイベントとはいえ、パーティー感を楽しんでいただくために、希望者限定の通販商品として南三陸の海・山・里の幸を詰め合わせたHappiness Packをご用意させて頂きました。弊社の地域共創事業部担当の取締役・上野が南三陸の現地メンバーと共に、ワインやおつまみをピックアップし、約20パックをパーティー前日までに全国にお届けしました。お昼のタイミングでワインを片手に、画面越しに乾杯!ここで一気にパーティー感が溢れ、和やかな雰囲気になってきました。

 

午後の部:WiLLトレーナー活動状況報告・全員参加交流トークセッション

午後の部は身内といっても過言ではない、日頃からPalletを支えてくださるWiLLトレーナーの皆様のご参加を中心に、この1年間の活動状況の報告会からスタートしました。現在Palletでは全国各地の企業にお勤めのマネージャーや経営者・フリーランスのコーチの方々に、自分の所属組織以外の組織にコーチとして伴走支援をしていただいております。その外部コーチのことを弊社ではWiLLトレーナーと呼んでいますが、プログラムがスタートしてからちょうど1年間で、現在44名のWiLLトレーナーがジョインしてくださっています。みなさまのご活躍により、パフォーマーさんからは実際に

 

「目標が見つかり、それに向かて進むことができています」

「期末面談で、過去一番良い面談だったと言ってもらえました」

 

など様々なメッセージを頂いていることをご報告し、その後はPalletのWTに関する数値目標などをシェアさせていただきました。

 

続いて、午後の部のメインコンテンツとなる『全員参加交流トークセッション』を行いました。この時間は全ての参加者様がお題に対して自分が思っていることをグループごとに話し合っていただく中で、交流を深めていただきました。Palletとの出会いや直近の関りなど、自己紹介から会話がスタート。徐々に会場の空気が温まっていき、『Palletメンバーに聞いてみたいこと』というお題が出た頃には、元々対話を大切にされておられる参加者様のダイアローグ熱がピークに達し、最高潮の盛り上がりを見せていました。

 

ここで簡単にご説明すると、Palletのコアメンバーのほとんどが業務委託のフリーランス、もしくは経営者で組織されています。業務はすべてリモートワークで行っており、ミーティングもほとんどがオンラインで遂行され、オフィスへの出勤義務もありません。居住地も宮城県とは限らずバラバラで、前職のキャリアも十人十色。そんな新しい形の組織活動をしているので、参加者様からは日ごろ疑問に思われていたことをストレートにご質問頂きました。運営に対する質問や、今後の展望などのディープな質問にも、現状を隠すことなくすべてメンバーが回答していきましたが、このようなトークセッション自体がクローズドならではであると同時に、参加者様と弊社の間に信頼関係がないと成立しない対話だったので、どの側面から見ても非常に弊社の特色が濃く表れた時間になったのではないかと思います。

 

代表挨拶と参加者さまからのご感想

以上で約4時間に及ぶHappiness Partyはエンディングを迎え、最後の代表挨拶の部分では感極まった羽山が目に涙を浮かべ、言葉に詰まる場面も。

 

「皆様から『信じて行動し続けているのがすごい』と仰っていただきましたが、わたし自身、信じきれないことも怖いこともたくさんあります。でもその中で『はたらくということが当たり前のように幸せな社会になる』という事だけは信じられていて、その想いだけでたくさんの方を巻き込んでこうして歩んできました。この周年祭を通して、関わる企業様やWTのみなさまにちゃんと価値を届けられているのだと確認でき、皆様からのフィードバックにやっていることは正しいのだと逆に信念をいただきました。まずは自分が幸せなる、そして皆様とともに幸せになっていくことで、幸せな社会を一緒に創っていきたいと思っておりますので、どうかこれからも宜しくお願いいたします。本日はご参加いただき本当にありがとうございました。」

 

 

大きな拍手に包まれ、Pallet初の試みである周年祭は無事に終えることができました。その後、参加者様から次々とご感想を頂戴し

 

「ポジティブな話で溢れる場でしたので、聞いているだけでも元気や刺激を頂くことができました」

「学び、仕事、会社の成長、変革、人生の指針、4方向において皆さんとの出会いにはラッキーと感謝に尽きます」

「組織開発は泥臭い仕事だけど、カッコいい仕事だと思いました」

 

など有難い言葉をたくさんお寄せいただき、皆様に感謝を伝えたくて開催したはずでしたが、我々が一番励まされ勇気をいただいた周年祭となりました。祝日の貴重なお時間を割いてくださり、ご協力・ご参加いただきました皆様にあらためて感謝申し上げます。この度は一緒に素敵な空間を創ってくださって本当に有難うございます。4年目に入りましたPalletを今後とも宜しくお願いいたします。

 

今回のHappiness Partyはクローズドのイベントとして開催しましたが、Palletでは今後も『はたらくが当たり前のように幸せな社会を創る』ための活動を続けてまいります。4月からは月1回で主催の無料オンラインセミナーを開催してまいりますので、ぜひご参加ください。

 

■HappinessセミナーVol.1

中小企業の『組織開発』やりがちな失敗と押さえるべき3つのポイント

開催日時:2021年4月21日(木)16:30~18:00

開催場所:ZOOM

参加費 :無料

詳細・お申し込みはこちらから→https://peatix.com/event/1879272/view