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東北特殊鋼(株)様 キックオフ研修レポート

東北特殊鋼(株)様 キックオフ研修レポート 写真

先日、東北特殊鋼株式会社様20216月から20223月までの約9ヶ月間にわたるWill Partner プログラムのキックオフとして2日間の研修を行いました。

今回は、そこで行った内容や変化をレポート形式でお伝えします。

■研修のゴールとプログラム概要

 

東北特殊鋼様は、宮城県村田町で特殊鋼の専門メーカーとして、80年の歴史・伝統と技術を誇る会社様です。今回は、会社の未来を担う部長が対象。

・心理的安全性の高いコミュニケーションを体感し、多様な価値観を承認する意識を持つ

・部長陣が一丸となり、未来へ向かう意欲が高まること

をゴールに見据え研修を行いました。

行ったプログラムは、下記のとおりです。

① 社長との対話

② 心理的安全性の作り方/相互理解を深めるインタビュー

③ イノベーション創発体験「滞空時間を競え」

④ 過去・現在・未来のタイムライン探訪

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①社長との対話

まず、成瀬社長との対話の時間を3時間とりました。

社長の会社に対する想い。現状認識、未来の展望や変革の必要性などが熱く・静かに語られます。社長からの一方的な話ではなく、意見交換を挟みながらじっくり対話する形式で行いました。

すると、色々な意見が出てくるのです。

「気付き」「過去への反省」「自身が持つ熱い想い」・・・

対話の盛り上がりは、想像以上。

対話の中では、「反省するだけではだめで、これからどうしていくかが大事」「社長・部長間で考えている方向性が一緒で安心した」という言葉もあり、社長と部長の間で絆が太くなったことを感じる時間でした。

②心理的安全性の作り方/相互理解を深めるインタビュー

Google社は、チームのパフォーマンス向上のためには「心理的安全性」を高める必要があると発表をしています。

心理的安全性とは、無知・無能・否定的・破壊的であるとみなされるリスクある行動をとっても安全だと感じることです。

高い心理的安全性を持つチームでは、質問したり、新しいアイデアを提示したり、間違いを認めても恥をかかされたり、処罰されないと知っているため自立的で積極的な行動が起こり高い成果が出ることが分かっています。

2チームに分かれて、自部門の状況を共有しながら「心理的安全性を生み出す要素」を洗い出していきました。自部門の心理的安全性を高めるヒントを得られただけでなく、互いの部署の現状や課題、成果の出ている取組や理由などの対話を重ねることで、相互理解が深まり、まさに部長間の心理的安全性が更に高まった時間となりました

ここで1日目は、終了です。

③イノベーション創発体験「滞空時間を競え」

3チームに分かれ、競争が始まります。

出されたお題は・・・

A3用紙だけを使って、最も滞空時間が長い物体を製作する」

さぁ、試行錯誤の時間が始まります。チームによって、動きが様々。

・とにかく実験をするチーム

・じっくり話あって、精度が高いものをつくろうとするチーム

・個人作業を進めて、良いものを採用するチーム

皆さんは、どのチームが勝ったと思いますか?

そうです、とにかく実験して改善をし続けたチームが勝ったんです。協働作業後は、じっくりこの時間で起きたこと、コミュニケーションを振り返ります。

・未完成でも、チャレンジすることが大事

・経験が違う人が集まること想定外の良い変化が起こること

・肯定的に相手の話を聞くことで、どんどん意見が出てくる

・アイデアは、遊びから生まれる

出てきた意見は、まさにイノベーションを起こすための要素ばかり。イノベーションを起こす過程を体感し、自部門の現状や未来の在り方を考えました。

④ 過去・現在・未来のタイムライン探訪

最後のコンテンツです。

まず、「東北特殊鋼」「社会・地域」「自分自身」という3つの軸で創業時~現在~2100年までの出来事や意思決定を可視化しました、

東北特殊鋼様は、創業約80年の歴史があります。部長が入社する前のことなので、以前話に聞いていたことを思い出したり、社史を調べながら行いました。

可視化したうえで、今度は対話です。

過去の出来事や意思決定において、「現在にプラスに効いているものは何か」「マイナスに効いているものは何か」をチームに分かれて議論しました。

当時の自分に対する不甲斐なさ、会社に提言したものの取り扱われなかった悔しさ、一方で俯瞰する中で見える気付き、未来への渇望や想い。

語りあうことで、当時の出来事に誰がどのような想いをもって関わってきて今があるのかそれらを紡ぐストーリーが幾つも見えてきました。

最後の対話の時間では、過去の反省の言葉を出し切ったうえで、

・「我々でどう在りたいか」を言語化するのが大事

・自らが変わること。我々が変わるところをメンバーに見せていく

・我々が一枚岩になれば、会社が変わる

等、未来を創る前向きな言動や強い結束を感じる言葉が溢れるパワフルな場となりました。

最後に、3月までの目標と行動計画を記し、今回の研修は終了となりました。

<頂いた感想の一部>

・同僚たちと真剣に想いを語り合い、深い共感が生まれた。

・チームでワイワイ意見を出すことで、イノベーションに必要な知恵が生まれることが体験できた。

・心理的安全性がある空間では、対話が活発だと気付いた。自部署でも、意見を共有しやすい環境を目指したい。

・本心から語り合う時間を通じて、自分の中にあった遠慮の壁を取り払うことができた2日間だった。

・我々が変われば会社が変わると確信した。率先垂範し、本気度を示していきたい。

<組織開発の観点から、今回起こしたこと>

当社が行っている「組織開発」では、下記3つのステップが重要とされています。

 1. 見える化

 2. ガチ対話

 3. 未来づくり

この2日間の研修では、普段 深く考えることのない組織課題を仲間の力を借りながら可視化し、徹底的に対話しました。対話では、感情が溢れ出る場面もあります。しかし、リアルな本音を出し合うからこそ、相互理解が深まり互いを尊重して未来を向くことができます。

今回研修に参加くださった部長の皆さんには、9ヶ月間 目標達成に向けてコーチが伴走します。当社も、部長の皆さんと共に東北特殊鋼様の未来を創るサポートを全力で行ってまいります。

弊社の各種組織開発に関するメニューはこちら▼

https://pallet.work/organization-development/