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成果の出る強い組織 -共に実現するWiLL Partner- | 前編

菱光リフト東北株式会社
代表取締役 木村 慎一郎 氏
法人向けコンサルティング全般

 

2020年4月から、Palletでは法人向け組織開発の新たなサービスとして「WiLL Partner」の提供をスタートさせる。「WiLL Partner」とは、強い組織をつくるためのマネジメント力向上プログラム。事業目標を実現するための明確なビジョンを描き、社員の特性やスキル・強いWiLL(意思)を引き出し伸ばしていくことに着目したソリューション。各種研修のみならず、プロのトレーナーが伴走型の支援を行いながら、持続可能な成果を出す強い個(社員)と組織を実現する。リリースに先駆けて導入いただいた、菱光リフト東北株式会社様に導入の経緯・導入後の同社の変化を伺い、レポートする。

 

【実施内容】
昇降機類の開発・販売を行う企業(社員14名)に対する
・全社員向け個別面談(1 on 1 面談)
・管理職向けコーチング研修
・キックオフファシリテーション
・ビジョン策定ワークショップ
・個別面談に対するアセスメントツールの提供
・今後継続的に「WiLL Partner」サービスを導入予定

 

事業成長に反比例する高い離職率に悩む日々

木村:2019年の8月頃ですね。長年勤務してくれた人が会社を去り、3か月も持たずに辞めてしまう新人…。事業が成長する一方で、高い離職率に悩まされていました。日々悩む中で「人事戦略を外注する」考え方を知り、問い合わせたのが最初です。

 

羽山:当初は「まず社長ご自身が変わらない限り、ご一緒することは出来ません。」と、お伝えしたりしましたね。生意気に感じられたと思います。

 

木村:そうでしたね。体系だった採用戦略を組むのかと思いきや、まずは部下とのコミュニケーションが課題だと。確かに当時の叱り方は「俺の言う事を聞け!」という一方的なコミュニケーションで、今となれば自分が恥ずかしいです。

 

羽山:採用戦略を決める前段として、社長や管理職の方も含めた全員が、御社が向かっていきたい方向性をイメージして目指せていることが大切です「社長のそういう叱り方では社員は同じ方向を向けません。やめてください。」と、しつこくお伝えし続けましたね。

 

木村:実は当初はコーチング研修の導入には反対でした。そんなのにお金をかける必要はないと。私ももう50代です。自分を変えたくないんです。これまでやってきた方法もあるし、否を認めたくない。でも、楽しくない毎日だとは、思っていました。

 

羽山:社長の「社員は敵だと感じたことすらある。」という一言は印象的でした。

 

木村:はい。創業者でもある父親は自分にも他人にも厳しく、「仕事は辛いのが当たり前」という背中を見て育ちました。羽山さんとの出会いで、人を敵対視して押さえつける厳しさと、皆で一丸となってゴールに向かうための厳しさは違うと気づけました。

 

売上の先にあるビジョンが社員の主体性をひきだす

羽山:ご自身に変わる覚悟が芽生えたのは、どのタイミングですか?

 

木村:変わりたくない一方で、変わらないと会社が良くならないのだろうと、分かってはいて。トップダウン型の組織に憧れながらも、私自身の能力不足や人が離れていく現実を突きつけられ、良い意味で社員は家族ではないと気づいてからです。

 

羽山:木村社長の変わろうとする努力は、本当に目を見張るものでした。管理職向け研修と同時に進めた全社員との個別面談では、温度差はあれど、ほぼ全員から「会社や社会をよくしていきたい」という声が聞かれました。社長も気づいていない社員の皆さんの本音に、御社の成長の可能性を感じました。さらにTOPが変われば、組織の変化は早いです。

 

木村:この半年で、社員一人ひとりが、今まで以上に前向きに仕事に取り組んでくれている変化を実感しています。これは、これからの時代に必要な組織の形やマネジメントへの挑戦ですね。

 

羽山:会社の規模に関係なく、ビジョンを明確にすることが、社員の主体性を育てるためには不可欠です。数字的な実績の先にある、社員一人ひとりが共感するビジョンを示すと、人は自然に何をすれば良いかを考え行動し始める。そういった社員一人ひとりの主体性が、成果を出す強いチームを作ります。採用は、全社の向かう方向が揃えば、自然と上手くいきます。

 

木村:今は経済的な豊かさばかりが求められる時代ではありません。Palletさんの継続的なサポートを通し、理想論で社長が務まるか!と思いながらも、幸せを感じにくい生き方に何の意味があるんだ、と気持ちが変わっていきました。衣食住はあって当たり前の時代…組織の形も、時代の変化に応じて変えていく必要があるんですね。

 

羽山:人それぞれに、価値観や幸せのあり方が異なる時代です。それでも、企業は成熟社会の中にあってさらに成長しなければいけない。現場では日々葛藤が絶えないですね。

 

木村:社員の価値観に理解を示し、可能性と能力を引き出すことが、会社と社員双方の成長に大切だと気づきました。大人が幸せに見えない、大人になりたくない子どもばかりの社会は、悲しいですよね。会社の今と未来を客観視し、社員も同じ方向を見て進んでいる実感が持てると、経営者としては何より安心感があります。

 

ご自身が変わる1歩を踏み出す覚悟を決めた木村社長。 マネジメントにおいて社員一人ひとりの価値観に理解を示す大切さを知る一方で、日常では、足元の業務を淡々と積み上げることが大切。 「WiLL Partner」導入により起きた変化とは? 後編に続きます。

 


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菱光リフト東北株式会社
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