NEWS

ヤフー石巻ベース×ヤフーアカデミア「被災地から創る未来」~change makerになる~day2

2018.12.4(tue)

ヤフー石巻ベース×ヤフーアカデミア「被災地から創る未来」~change makerになる~

Day2 
○meet.2企業は何のために存在しているのか 〜変化への覚悟・信念@女川フューチャーセンターCamass


ホテルのある石巻市から女川町までのバス、復興の形と景観の変化を感じる。
2日目初め。石巻日々新聞代表取締役社長/コバルトーレ女川代表、近江弘一氏より話を伺う。

石巻日々新聞は、震災翌日に出した「壁新聞」が有名。新聞が発行できない状況下において、手書きで情報を発信し続けたものだ。そのような決断を下した、近江氏の決断の真意とその背景について深ぼる。

そのきっかけは、日頃から理念を持っていたこと。「地域のため」「未来のため」にできること。
47歳の時に、好きなこと⇨生きている街を残せること、へとシフトさせた近江氏。何もない女川に来る目的を作るために、コバルトーレを自費で創設した。
既存の競技場、緑。これを未来に残すために。ネイティブアメリカンの考え方が近い。「今は、子孫から預かっているもの。未来に返さなければいけないもの」だから。

壁新聞も、できることを考えた結果だ。
目的は新聞を出すことではなく、情報を出すこと。
情報収集に限界があったが、それでも出した。手書きだからこそ、誰かが書き直してくれた。
そこにあったのは、情報のハブだ。

明確な理念と共に、そこにはファジーな世界観があった。

◯meet.3創っていく未来 ~これからの企業、これからの日本@はまぐり堂

石巻市牡鹿半島の蛤浜にある古民家カフェ・cafeハマグリ堂。亀山貴一氏に話を伺う。
2世帯5名の限界集落である、はまぐり浜。そこに年間15000人の人が集まる。そこには何が起きているのか。

「皆さんはどうありたいですか?」漠然とした問から始まった話。これこそがはまぐり堂で起きていることの真理で、亀山氏の「在りたい姿」を存分に実現していることが大きく関係していた。

そのありたい姿は、「蛤浜を何とか残したい」というものだ。
もともと教員だった亀山氏は、震災で被害を受けた出身地・蛤浜に戻りcafeを始めた。
蛤浜と心に決めているから、あるものに目を向けてやってきた。だから、山を活かし、海を活かしてきた。

そして、何より人のつながりを大事にしてきた。
がれき撤去から地域に根差し活動してきたため、オープンから60人もの人が集まった。
浜の入り口にあるシンボル、ツリーハウスを建ててもらった。
人気になることより、近隣住民を思った。


誰として生きるか、そしてローカルならでは。

年収は教員の時の方が高いが、幸福度は3倍だという。
楽しく働く、の神髄を見た気がした。

◯workshop2@ヤフー石巻ベース


inputが多かったDay2。
一貫して感じられたのは、使命感。そして、それを楽しんでやっていること。
矛盾しているように見えるものを、両立している。

震災にて死を意識したからこそ、使命感を感じ未来に目を向けている。
きっかけは案外すぐそこに落ちている。それに気づくかどうか、モノにできるかどうか。そのボーダーラインこそ、lead the self。

私たちはどんな未来を創るか。
OST形式でワークショップ。それぞれからテーマがあがる。
「女性が活躍できる社会に」「地元を誇れる人を増やす」「一人一人が活躍できる・世界に負けない日本に。そしてAI」「競争のない社会を創る」「労働時間。生産性と幸せな働き方について」。テーマをもとに、チームに分かれる。
議論、発表、質問・意見・熱いフィードバック、そして議論。

未来を創る、きっかけを創る。